Inspired by Nikkeinews 20070221 ネットと文明
「便利」と「窮屈」のジレンマ。ネット社会の浸透が進む一方で社員の全行動を監視する、個人情報開示を制限する、善意では守りきれない実利保護のために、私たちの生活は窮屈になっていく。
「車の出現は、車の犯罪の扉も開いた。コンピュータ犯罪が増えたのも当然だ」ハイテク犯罪が増えまじめた1996年、米国司法省は車の導入期にたとえてこう分析した。
最近、ユニクロは、安価な衣料の提供が、廃棄も促進しているとの社会的な指摘をうけて、リサイクル・システムを構築したと発表した。社会の実利を高めるイノベーション。しかし、実利の副作用にも目を向けた、エコシステム型プラットフォームの構築が社会イノベーションには不可欠になっている。
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