刺客の一人として注目を集めた、上智大教授の猪口邦子氏。米エール大を卒業した後、日本では女性が指導的地位につく機会は少ないと忠告を受けるが、帰国を決意。失意の日々もあったというが、教授や特命全権大使などの大役を担うにいたった。
彼女は政策面での遅れを指摘するとともに、女性たちには三つの「ひ」と三つの「が」というエールを送る。
ひ1「ひるまない」(そんな器ではないと思い込まず、勇気をもって挑戦してほしい)
ひ2「ひがまない」
ひ3「(足を)ひっぱらない」
指導的地位にいる人も、めざす人も、サポートする人もこの社会ではまだまだみな逆境にいるという大局観をもって連携し、温かく支えあう意識が重要という。
また、過渡期に生きると、その使命感や気負いから疲れすぎてしまうことも・・。
が1「がんばりすぎない」(リラックスした人間関係をこころがけよう)
が2「我慢しすぎない」(困難な状況のなかでは、周りの力を信頼しよう)
が3「がんこすぎない」(変化する社会をうけいれよう)
刺客として注目される人たちの言うことは、経験に基づいた迫力がありますな。
最近のコメント