inspired by NikkeiBusiness 20070521
自動車産業を支える異業種からの新たな担い手たち。その代表が、三菱化学。「C-Rev : Chemistry makes Revolution」の掛け声のもとに、窓ガラスの代わりに透明ブラスティック、鋼板を使う車体の代わりに樹脂を採用し、重量を四割軽量化できるコンセプトカーを作り上げた。
これも、デュポン同様、マーケティング戦略の転換で、各事業部やグループ企業が縦割りで商談を進めていたために発揮できていなかった総合力を重視する姿勢を示すため。
まず、組織として「自動車関連事業推進センター」という自動車関連のマーケティング機能を統括した。また、四日市の事業所内に立てられた、「四日市未来創造館」という拠点には、「カスタマーラボ」と呼ばれる開発拠点が建設。最新の実験、加工設備を持ち、車メーカーと一緒に開発を進める姿勢を打ち出した。
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