Inspired by Nikkeinews 20070816
「優秀な人材を獲得する」、Googleはこの人材戦略を柱に成長を続けている。しかし、ベンチャーから巨大ネット帝国へと変貌するなかで、一部の幹部には意識の変化が出ているという。
数ヶ月前。グーグルで、プロダクトマネジャーを勤めるブレット・テイラー氏は、深夜に突然目を覚まし、世界最大のネット企業で働くわが身の前途を憂えた。「部下が増えるだけのキャリアなんてごめんだ」
テイラー氏は、「グーグル・マップ」などの有力製品をてがけた主力エンジニア。「本当にやりたいことは、新しいものをつくること。管理職じゃない」とグーグルを去ったという。
ナレッジワーカーが組織の最重要資産となるなかで、成長を持続しながらナレッジワーカーのモチベーションへの配慮をし続ける。経営に求められる舵取りは、ますます難しさを極める。
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