Inspired by NikkeiBusiness 20070521時流超流
米化学メーカーのデュポンが、マーケティングと開発部隊を集約した提案型営業拠点を設置し、成果を挙げている。
2005年11月に、オートモーティブセンターを名古屋に開設。自動車業界向けに、140種類もの製品をならべ、自動車向けに提案できる技術を紹介している。従来の化学メーカーは製品ごとに開発、営業を行っていた。しかし、事業部門の壁を乗り越えて特定業界向けのスタッフがあつまり、さまざまな素材を組み合わせて提案する手法に切り替えた。
名古屋での成功を踏まえ、次は電機業界の集積する川崎地区(KSP)に新拠点を開設。天羽社長は、「研究開発では、各事業部の自主性を尊重したほうがいい部分も多い。どこまで組織横断で進めるべきか、そのバランスが難しい」と語っている。
最近のコメント