Inspired by Nikkeinews 20070408 読書 今を読み解く
- 『ブランドの条件』山田登世子著(岩波新書、2006年)
ヴィトン、エルメス、シャネルの御三家の工房を描く。貴族向けのエルメス、流行型商品を重視するシャネル、定番主義のヴィトン、この従来のポジショニングに変化をしかけたヴィトンがいかにダブルスタンダード経営を成功させたかに迫る - 『ブランドビジネス』高橋克典著(中公新書ラクレ、2007年)
人々が同質であることを好む日本人。ブランド品が普及する背景をそうよみとく。 - 『このブランドにいくらまで払うのか』白井美由理著(日本経済新聞社、2006年)
消費者が収集する情報力の限界から、ブランド品の存在論を明らかにする - 『ケロッグ経営大学院 ブランド実践講座』ダイヤモンド社、2006年
マーケティング領域を牽引する同大学院が、実業界の要請でたちあげた本講座の研究成果をまとめたもの。ハーレーダビッドソンやスターバックス、アップルなどの事例を掲載 - 『ブランドギャップ』マーティ・ニューマイヤー著(トランスワールドジャパン、2006年)
フラット化にともなうコミュニティの喪失から、「自分が属していると感じられる狭い世界」を求めて「族」へ参加する心理が、ブランド商品の購入につながるという興味深い指摘 - 『脳科学から広告・ブランド論を考察する』山田理英著(評言社、2007年)
合理性のある意思決定だけでなく、情動の理解が不可欠とするマーケティング論を、アートディレクターの立場から展開 - 『ブランドのデザイン』川島蓉子著(弘文堂、2006年)
視覚活用によるブランド訴求の実例 - 『共感ブランディング』鷲尾和彦著(講談社、2007年)
ポッドキャスティングなどの聴覚活用によるブランド訴求の実例
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