Inspired by Nikkeinews 20071122 大機小機
本記事では、二つの雇用格差を指摘。ひとつは、1993年から2003年にかけての就職氷河期に誕生した、正社員と非正規社員の格差である。長期雇用を前提とする日本では、正規・非正規間の賃金格差が大きく、教育訓練にも差がつきやすい。日本の雇用調整が新規採用の抑制という形をとるのも正社員の雇用を守ろうという意識が強いため。非正規社員の再参入はますます難しくなっている。
もうひとつは、たまたま氷河期に就職時期を迎えた若者とと、恵まれた就職環境にあたった若者の世代間格差。
「こうした事態を回避するには、より弾力的で流動性の高い雇用のあり方が不可欠」、「構造改革による格差拡大を非難するのではなく、構造改革で格差を解消するべし」との主張に共感。共感。
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