Inspired by 三ツ松新'sブログ
モノを使って、金を回す。世の中をファイナンスという世界観で覗いてみると、サービスのあり方も違ってくるのかもしれない。
SAPのCEO候補だったShai Agassiが、電気自動車をただで配り電気代で儲けるモデルを計画を発表。adobeなどリーダーを無料で配布してPDF化するソフトを有料で売るビジネスモデルやけど、ハイテク出身の人らしい試み。携帯電話が通信料で、複合機がインクで儲けるビジネスモデルもこの仲間になる。
なんでもタダにすればええというもんちゃうやろと思ったあなた、ごもっともだと思う。車にしても当然電気代にコストはのっかるし、0円携帯でも通話料金にのせられている。だけどローンを組むことを考えたら供給側が間接的にお金を貸していることになる。見方を変えればファイナンス事業である。
そうか。ファイナンス事業を営んでいると思うと、事業のアイデアも広がりを持つ。たとえば、マイクロクレジットモデルでは、
- 従来、サービスを享受できていないヒトに着目する
- そのヒトたちの実態を新しい視点で切り抜く(法外な利子をとられるため、Working Poorから抜け出せない)
- 「少額無担保」×「返済能力は、土地ではなく仲間からの信頼=Social Capitalで」という新しいモデルを考える
※ポイントは、市場という塊でみないこと、あくまでも個人、ヒトから発想する。アンモラルなヒトのリスクをモラルのあるヒトの善意で回避するような、トータルバランス思考は持たない。
サービスを享受できていないヒトを発見したら、どのような融資をすれば、より豊かな暮らし・生活ができるのかを発想する。。これに、エコ思想が加わると、豊かな気持ちになるよね。
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