Inspired by Nikkeinews 20080701 CO2地下貯留 24社協力
CO2削減が叫ばれるなか、CCSという新たな技術が注目を集めている。発電所から製鉄所から出るCo2を回収し、老朽化した油田やガス田にコアつのCO2を注入すれば原油などの生産量拡大にもつながるというもの。
「エコ技術研究者に訊く」blogによれば、温暖化削減の切り札がなかなか出てこない中、やむを得ず注目を集めてしまっている技術のようで、排出したCO2を漏れない場所に埋めておこうというもの。埋める場所は大気圏外、水中、地中のいずれか。大気圏外はコストがかかるため、地中・水中貯留の技術開発にスポットが当たっているとのこと。とくにCO2を大量排出している電力、製鉄の事業者が積極的に推進を訴えているようです。
CO2を大量に排出しているのは、火力発電所、製鉄所、化学プラントなどです。現在、日本全体のCO2総排出量は約12億7000万t(CO2換算)。このうち、発電で約4億t、製鉄で約1億tを占めています。
本記事では、東京電力、新日本石油、住友金属工業、日揮、石油資源開発などがこの24社の協力体制に名乗りをあげているようです。
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