Inspired by Nikkeinews 20080528(夕刊) 管理職一歩手前で「私には無理」と引く女性
東京都の調査によれば、管理職になりたいという割合は女性が三割、男性が六割半という結果に。理由は、「知識や経験不足」「両立が困難」「管理職になるための教育訓練を受けていない」がトップスリーで、「責任を負いたくない」はむしろ男性に多いという(女性は4番目、男性は2番目)。
男性は昇進・昇格をめざすのが当たり前だが、女性は昇進しないのが当たり前だったため、周囲から浮きたくない横並びを無意識のうちに志向していたり、部下を持つことへの苦手意識を持つ女性も多いという。また、踏み絵をつきつけるような会社の姿勢への問題視もある、「覚悟はあるんだろうな」と敷居を高めるため、かえって女性が身構える結果となる。
HBR2008.06号で、「ガラスの天井ではなく迷宮」と指摘されたように、女性への偏見、女性指導者への反発、家庭との両立など、役員が増えない理由や様々な要因が絡んでいると想像される。
迷う女性には、「引くリスク」に目を向けよとドコモの井出役員は語る。「やってみて失敗しても『女だから』とは言われないが、挑戦しないと『だから女は』と言われる。受けなきゃ損よ!」そうなのかもしれない・・。
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