Inspired by Nikkeinews 20080826 ザ仕事人
ビジネスパーソンを中心に、ニーズの広がるビジネスコーチング。目標を明確に設定し、実現することを支援する。「コーチには顧客との関係を構築する能力に加え、仮説をたてたり質問をしたりする力が必要」とされ、さまざまな質問を通じて、顧客を取り巻く環境や問題点をたくみにひきだす。
ニーズが高まっているのが役員以上の経営トップそうを対象にしたエグゼクティブコーチング。経営トップのコミュニケーション能力や発言力、伝える力が会社の業績に直結するため。「これまでのビジネス人生はどうでしたか」「典型的な一日の過ごし方はどうですか」こんなさりげない質問からスタートする。役員に就任すると同時にエグゼクティブ・コーチを付ける企業も増えてきた。
経営者へのコーチングでは、①リーダーシップの発揮、②ビジョンづくりの力、③従業員への伝達・浸透能力などの向上をめざす
米国では、三割以上の企業が経営トップにエグゼクティブ・コーチを付ける役割が広がっているという。もともとは、刑務所を出ては戻る・・・、というコミュニケーションがうまくいかないことによる負の連鎖をたちきれずにいる人々のためにも、コーチングは誕生してきたが、その応用先は広い。
コーチングの価値を広げるならば、経済的なレバレッジの効くエグゼクティブコーチングの役割は大きいが、その影響も正しく見極める必要がある。コーチング創始者たちの想いを受け、本質を外さず、応用先を広げる運動が求められている。
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