金井教授によれば、「ひじょうに乱暴に百年のリーダーシップ研究を振り返る」と、以下の通りであるという。
「前半は生まれつきの資質(トレーツ)の研究だった。
その後、研究の焦点は資質から行動に変わっていく。さらに二十年後、今度は研究の焦点は、「状況」へと変化した。リーダーの置かれた状況次第で有効な行動は変わるためである。
1980年代に入ると、組織を戦略発想で変化くできるリーダーが必要との見方が強まる。リーダーシップ論イコール変革を起こせる人材の理論へとリーダーシップ論はさらに変化した。同時に、理論よりもリーダーシップに身につけるにはどうしたらいいかという実践論へと焦点が移り、こうした新しい分野の研究の深化が期待されている」
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