オバマが上院両院合同の本会議で、「米国民を叱った」ことが注目された。
「われわれの経済は一夜にして傾いたのではない」
「短期的な利益が長期的な繁栄より重視される時代を過ごしてきた。・・・黒字が出ても未来へ投資する機会ととらえず、富める者がさらに富を移す口実にした。・・・規制は短期の利益を得るために骨抜きにされた。人々はローンを払う能力ないことを知りながら住宅を購入した。重要な議論や難しい決定は後回しにされた」
「今必要なのは、団結し、直面する困難に大胆に対応し、未来に責任を持つこと」
組織の内なる問題を率直に語り、人々の内省を危機克服の第一歩としたオバマ氏の姿勢に共感する。単に大きな政府へ揺り戻すのではなく、「政府は触媒となって、多くの企業や新ビジネスが順応し栄えるための条件をつくる」と役割を定義した。
長期的な視野で考える、この姿勢を取り戻すために、私たち一人一人が見つめるべきものは何であろうか。
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