知識経済(にもなっていないと思うが)の次なる経済モデルとして、Creative Economyモデルが注目されている。Besinessweekもイノベーションへの注目を高めており、Get Creative!なる特集記事を掲載している。
本記事のなかで、GEやP&GがSix Sigmaに代表されるプロセス改善アプローチからクリエイティビティを重視するマネジメントスタイルへの転換を図っている様子が報告されている。
GEの特徴的な取り組みは、以下の二つである。
CENCOR (calibrate, explore, create, organize, and realize)
Imagination Breakthrough Program @Businessweek
P&Gの特徴的な取り組みは、
New Positionの設置(Design, Innovation and Strategy担当VP)
Design部門の重視、外部Design Firmとのコラボ(Design Continuum, ZIBA, Ore Design Group, IDEO)
社内組織横断体制の重視
GEとP&Gに共通する方法論の特徴は以下のように表現されている。
「Observation (Get Inspiration!)し、たくさんのアイデアをModelやVideo化(Prototype/BetaService)によってコンセプトを可視化し、早期に採用するもの、削り落とすものを決定していく。そして次に重要なのが、Storytelling。商品やサービスにこめられたユーザー自身の成功の機会をエモーショナルに表現したストーリーづくりが、ユーザーの共感を呼ぶためには重要だとデザイナーは気付いたのである。」
面白い!これは継続してみていく価値ありですねぇ。
日本語のサイトを見ていくうちに、Creative Economyへの関連の深いサイトにもInspireされたので、付記します。
http://www.dmc.keio.ac.jp/lecture/2006_02.html
http://d.hatena.ne.jp/nkurokawa/20050830
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