Inspired by 20071119 Nikkeinews 核心
天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疎にしてもらさず
《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。
〔補説〕 老子「天網恢恢、疎而不レ失」
天網は目があらいようだが、悪人を漏らさず捕らえる。天道は厳正で悪事をはたらいた者には必ずその報いがある。
与野党、役所から続々と浮かび上がる不正や不誠実、老舗料亭まで及んだ不正経営・・・。日本の品格、品質が問われる事件が続出。しかし、この事態を、「天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疎にしてもらさず」という社会が実現していると見るという、前向きな視点も興味深い。
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