Inspired by Nikkeinews 20070124 NikkeiNews デジタルウオーズ
iPodの成功。アップルの過去十二ヶ月の営業利益率は14%台で、松下の水準の二倍近い。しかも研究開発費は七分の一に過ぎない。部品は汎用品ばかり、製造は台湾の専門業者に委託し、多額の設備投資とも無縁。
アナログ時代のエレクトロニクス企業の競争力はハードの設計や製造技術に大きく左右された。社内に蓄積した技術に磨きをかけることで変化に対応でいた。だが、デジタル時代には、機器の性能は誰でも入手可能な汎用半導体で決まるようになった。製造も容易となり、低労賃の台湾や中国に専業に移管可能。付加価値を生み出すためには、数値化の難しい「使いやすさ」や「楽しさ」などを左右するソフトの力が重要となる。
ソニーのハワード・ストリンガー会長も、ハード偏重からソフト重視への転換を進めているが、今後の展開はいかに・・
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