注目の経営者、日本電産社長永守さんの発言録。
「最近の政治は、経済界と同様に二世議員や元官僚などが増え、「政治家の創業者」が減ってしまった。たとえ批判を受けたり、支持率が下がっても主張したい自分の政策やポリシーがある、国を本気で憂うということが減って、地盤選挙区の心配するだけの政治家が増えていないか。」「指導者は、社員のとって、楽しいこと、いやなことが五分五分であっても、きちんと説明する力が求められる。」
「理解を得るために、私は温情と冷酷とよく言っている。問題はバランスだ。リーマンショック後、他者に先駆けて賃金をカットした。雇用をまもるために苦い薬を飲んでくれ、と。一般社員は5%、社長は60%などの賃下げで協力を求めた。結果的にコスト削減の効果が早く出たので、利子をつけてカット分を一部返済できた。
「全員が賛成なら政治家は要らない」「誰も文句を言う人がいないなら、経営者は要らない」
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