Inspired by Nikkeinews 20060825 経済教室 日本を磨く
防衛大学校長の五百旗頭氏は、国家目標は、「安全」「繁栄」に続き、「民の充実」と「国際的役割の拡充」であると説く。日本は、「安全」と「繁栄」について戦後世界のいかなる国よりも成功しながら、それに代わる国家目標を設定しなかった・・・という指摘には、共感する。
中央政府は、補完性の原理に基づき、民と地方の及ばないことを担う。主たる任務は、外交・安全・保障と社会の設計制度である。
目標の提示と、補完性への着目。これは、前出の「政治の役割は、構造的なリスクをコントロールすることである」とも共通する。
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